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○ 主要・地方空海港における水際検疫状況・・・・・・ ・ 1- 3
○ 入国者への質問及び広報活動・・・・・・・・・・・・・・・・ 4- 5
○ 靴底消毒・車両消毒・携帯品消毒の実施状況・・・・ 6
○ 検疫探知犬の活動状況・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 7- 8
○ 多言語ホームページ等による動物検疫・水際対策の情報提供・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 9-14
動物検疫所における水際防疫の対応状況について
( 参 考 )
韓国等東アジアにおいて、口蹄疫、高病原性鳥インフルエンザ等の家畜の伝染性疾病の発生が継続的に確認されており、国内への侵入を防ぐため、空海港での入国者に対する靴底消毒、車両消毒、海外での家畜との接触歴などに関する質問、検疫探知犬を活用した抜き打ち検査、訪日外国人旅行者等に対する事前型周知・広報注意喚起等について一層の強化・徹底を実施。
国際空海港における水際対策発生国・地域
家畜の伝染性疾病の侵入防止のための水際対策
消毒マットを用いた靴底消毒
携帯品検査 検疫探知犬による手荷物検査
動物検疫に関する注意喚起発生国からの入国者
への質問の実施
車両消毒
1
主要空港における対応状況(例)
入国エリア(靴底消毒マット及びポスター貼付状況)
出国エリア(電子モニター及びポスター貼付状況)
進行方向
薬剤散布用マット
拭取・乾燥用マット
2
地方空港における対応状況(例)
(出国エリア) (入国エリア)
3
質問業務用プラカードを掲示しての口頭質問
牧場などの畜産関連施設に立ち寄った際に着用していた衣類、靴や使用された器具などを携帯しているかどうか、肉製品を所持しているかどうか等について、入国者に対し質問するとともに、必要に応じて消毒の措置を講じているところ。
⼝頭質問による対応
動物検疫に関する入国者への質問
4
日本語 中国語 韓国語
旅行者に対する広報用ポスター
10月:全日本ホルスタイン共進会 12月:年末年始前
○ 旅行客が増加する時期にあわせ、職員が広報用ポスターを作成し、各空海港に設置。
2月:春節前5
○ 国際線の到着する全ての空海港において、入国者の靴底消毒を実施
到着エリアの入国審査場エリアやボーディングブリッジなど、全ての旅客が通過する場所に消毒薬の浸透したマットを設置
○ フェリーにより上陸する車両は、消毒用マットに加え、国内発生時の消毒ポイントと同様、タイヤ周りの噴霧消毒を実施。
車両用消毒マット 噴霧消毒
○ 入国者の手荷物で持ち込まれる靴等についても消毒を実施。
空海港における靴底消毒・車両消毒・携帯品消毒
靴底消毒
進行方向 奥 :拭取・乾燥用マット
手前:薬剤散布用マット
6
場所 探知犬 導入時期
川崎東郵便局
2014年8月
那覇 2015年3月
場所 探知犬 導入時期
成田(初導入:2005年)
2013年3月
2015年5月
関西
2008年2月(畜産物のみ探知)
2015年5月
羽田 2012年3月
中部 2013年4月
福岡 2013年4月
新千歳 2014年8月
セシル(♂)
スポーティー
(♂)
ティナ(♀)
ギャリー(♂)
バッキー(♂)
リトルマン(♂)
ハンター(♂)
タンク(♂)
アリーシャ(♀)
二ール(♂)
<< 検疫探知犬の導入状況>>
羽田空港
成田空港
関西空港
中部空港
福岡空港
川崎東郵便局
新千歳空港
○ 検疫探知犬は、旅客の手荷物の中から動植物検疫の対象となるものを嗅ぎ分けて発見し、畜産物や農産物の不正持込の摘発に貢献。
ナイトロ(♂)
ロキシー(♀)
ハーパー(♀)
ビーン(♀)
※全国で検疫探知犬20頭を導入(ビーグル18頭、ラブラドール・レトリバー2頭)
シーザー(♂)
ラスティ(♂)
那覇空港
フジ(♂)
ペニー(♀)
バイユー(♂)
アルバート(♂)
※平成27年度:羽田空港に2頭導入し、関西空港の2頭を更新予定
平成28年度:成田空港及び関西空港に各2頭導入予定
日本における検疫探知犬の概要
7
<探知活動の流れ>
対象物を発見すると、座り込んでハンドラーに知らせます。
ハンドラーからの知らせを受けた家畜防疫官(動物検疫所職員)が手荷物検査を実施します。
<検疫探知犬による摘発実績>
成田国際空港・・・3,410件
羽田国際空港・・・2,813件
関西国際空港・・・2,991件
中部国際空港・・・2,102件
福岡国際空港・・・ 142件
川崎東郵便局・・・ 209件
(H26年)
<探知対象物>
・肉類 ・ハム、ソーセージ類
・餃子等の肉製品
・果物(動植物探知犬の場合)
成田空港で活動中の検疫探知犬
ギャリー号(オス) ティナ号(メス)
手荷物検査場において、旅客の手荷物の臭いをかいで、対象物を探します。
検疫探知犬による探知活動
8
多言語HPによる動物検疫・水際対策の情報提供について
○ 動物検疫所ホームページ(URL:http://www.maff.go.jp/aqs/languages/info.html)に、英語のページに加え、動物検疫・水際対策に関する中国語(簡体語・繁体語)、韓国語、タイ語、ベトナム語、タガログ語のページを追加。
○ 今年度中に、フランス語及びスペイン語表記のページを追加予定。
クリックする
9
① 多言語HPによる動物検疫・水際対策の情報提供
畜産物の輸出入手続
犬等の輸出入手続
水際対策について
10
② 多言語リーフレット
(畜産物等の輸入禁止に関するリーフレット)(動物検疫所パンフレット)
(質問票)
11
肉類を持ち込まない
消毒します!
海外の家畜に
接触しない
ほとんどの国から、検査証明書のない肉、ハム、ソーセージ、ベーコンなどの肉製品は日本に持ち込むことはできません。
家族、知人に、小型包装物、小型郵便物(国際郵便)で肉製品等を送らないように伝えて下さい。
日本に来る前1週間以内に、家畜に触れないで下さい。
日本に来てから1週間は、家畜に触れないで下さい。
海外で家畜のいる場所に行った方や日本国内で家畜に触れる予定のある方は、入国時に手荷物引き取り場内にある 「動物検疫カウンター」にお立ち寄りください。
日本に入国する旅行者へのお願い
国際郵便で検査を受けていない肉製品等を受け取った場合は速やかに最寄りの動物検疫所に御連絡下さい。
※不正に持ち込んだ場合は罰則規定が適用されることがあります。
海外で使用した汚れた作業着、作業靴、長靴は持って来ないでください。
日本語、英語、中国語(簡・繁)、
ベトナム語、タガログ語版を作成
12
スマートフォンアプリを活用した動物検疫・水際対策の情報提供について
成田空港株式会社が提供するスマートフォン用アプリ「TABIMORI」において、動物検疫・水際対策の情報を提供。
日本語・英語で、水際対策に関する注意喚起、畜産物の輸出入手続等を案内。
①
②
③
(1枚目)乗換案内免税品予約 等
(2枚目)公共機関情報大使館リスト 等
①畜産物の持込み ③水際対策に関する注意喚起
②畜産物の持出し
1 アプリをインストール後、「TABIMORI」にアクセスする
(「Google play」、「App store」でインストール可能(無料))
2 情報サイトに移動 3 公共機関情報にアクセスする
4 動物検疫所からのお知らせページに移動
13
関係機関と連携した動物検疫・水際対策の情報提供について
全国各ブロックにおける都道府県との連絡会議の開催
生産者団体説明会における動物検疫制度の情報提供
研修生受入団体を通じた動物検疫制度の情報提供
(最近の取組み)
14
(春節時期に北海道庁と連携し、検疫制度の周知活動を実施(新千歳空港))